
北海道苫小牧市澄川町の会社です。
TEL 0144-67-2308
弊社では、創業から41年の間に3千棟を超える住宅へセントラルヒーティングシステムをご提供してまいりました。
それらの経験と実績を基に、ここではお役立ち情報を5分程度で得られるよう、ポイントを絞って解説しております。 内容がお役に立ち、さらには弊社へのご依頼に繋がれば幸いです。
セントラルヒーティングで
知りたい情報はありますか?

目 次 |
| 1| サーモバルブとパネルの仕組 2| 不凍液交換の料金と交換時期 2-1| 不凍液交換料金 3| 密閉と半密閉の仕組みと働き 4| 圧力が低下する原因と対策 4-1| 膨張タンクの故障 5| 温水暖房放熱器 5-1| パネルヒーター 5-2| 経済的にお得な床暖房 5| エネルギー別温水暖房ボイラー 6| ツインヒーターセミセントラル 7| 集中換気温水暖房メンテナンス 8| セントラルヒーティングの修理 9| ボイラー故障で緊急交換見積り 10| セントラルヒーティングのQ&A |

サーモスタットバルブの仕組み
普段何気なく使っていて、仕組みを深く考えたことがなかった、と言う方は参考にしてみてください。
(例)室温を22℃で一定にしたいならバルブ設定は「6」になります。
【サーモ動作例】
目盛りを6に設定
その後室温が22℃より下がる
バルブのバネがパネル側のピンを押す
押されることによってパネル内部の弁が開き温水が流れはじめる
パネルが熱くなり部屋が暖まる
その後室温が22℃に達する
ピンからバルブのバネが離れて行き温水の流れが止まる
∞
【室温をコントロールできない時の注意点】
1.カーテンがバルブに被っていると部屋の温度をうまく感知できないので、温水の流れを制御できない。切り詰めなどの対策が必要です。
2.ヘッド先端のスリット部はハウスダストが溜まりやすいので掃除機などで取り除いてください。
3.バルブの目盛りをいくら上げても、ボイラーから送られてくる温水が熱くなければ部屋は暖まりません。一律には言えませんがボイラーから出る温水(暖房水)温度は最低でも50℃以上が必要です。
4.サーモバルブは10年を超えると金属疲労や劣化などで精度が下がるため交換が必要になります。
室温を自動のサーモ制御ではなく、手動で操作したい場合は「手動ヘッド」が使用できます。

・教えられたことをやり尽くしても部屋が寒い、暖まらない。
・家の中の温度をうまくコントロールできていない。

そんな時はご相談ください。
集中換気など他の要素が影響している場合があります。
温水暖房放熱器
窓下の設置が基本で主に密閉回路方式で使われており、鉄製のため輻射熱の効率が高いパネルです。
プレス鋼板の中を温水が通る構造のためエアーが抜け難い。
このため不凍液交換の際は必ずエアー抜き作業が必要です。
パネルラジエーターの名称で販売しているメーカーもあります。
寒い又は暑すぎるなどの体感は、パネルの能力以外にサーモバルブの操作、ボイラーの温度や部屋の湿度が深く関係しています。
※温湿度計
実際の部屋の状況を知るためにも温度、湿度計は必ず置きましょう。
暖房水が通るパイプは銅なので錆の心配がなく、密閉と半密閉の両方で使用できる。
一見してパネルヒーターとの違いは判らないが、上から覗くと銅パイプにアルミ製のフインが覆っている熱交換器が見える。熱交換器はケーシングと分離された構造になっている。
パイプの口径が太いのでエアーは抜けやすい。
放熱は主に上昇気流による還流タイプなので、部屋の中に対流の障害になるものが多いと暖まりが悪くなる。
又、前面に放熱される輻射熱はパネルヒーターよりも劣ります。
不凍液の交換
【どうして交換するの】
不凍液の性能劣化以外にも、ポンプやパネルヒーター、配管、膨張タンクから出る微細な金属屑やゴム片等が循環するとシステムに影響を与えます。
【交換料金】
初めて弊社にご依頼される方へ。
算出にはパネルヒーターの種類と台数、ボイラー貯湯量、配管口径等で不凍液の量が変わるため即答が難しい品目です。
目安としてパネルヒーター8台まで約4万円(税別)前後を参考にしてください。
ただし作業後には若干の差額が出る事があります。
【特にご注意いただく事項】
1.まれにメンテナンス用バルブが無い事があり、この場合は配管途中にバルブを取付けますが別作業料金になります。
2.圧力計がゼロに近い時は「膨張タンク」の故障が考えられ、不凍液とタンク両方を交換する作業が発生する場合があり別作業料金が掛かります。尚、圧力計の良否は作業の終盤でなければ判定できません。
依頼される際は、上記の目安額及び差額、上記注意事項を了承したものとして受付させていただきます。
不凍液の交換は車のクーラント液やエンジンオイルを定期交換する状況に似ています。
弊社では交換時期を4~5シーズンに設定してお勧めしています。
作業員がボイラー配管に強制循環ポンプを接続して交換作業を行います。
各室のエアー抜き後に試運転まで行います。尚、作業ではお客様宅の水道と電気を使用させていただきます。
【エアー抜きは立会いが必須】
作業の後半に各部屋のパネルヒーターに対してエアー抜き作業が必要なため設置してある全室に入室して作業を行います。
その際は家の方の立合いが必要ですのでご協力をお願いします。
この部分からエアーを抜きます。
エアーを抜く箇所にタンスなどが近接されていると作業ができませんので、最低30センチ以上スペースを空けておいてください。
密閉と半密閉方式
【仕組みと構成部品】
密閉式はシステム内に不凍液が加圧注入され密閉昇圧状態を保つように設計されています。
「圧力計」「エアー抜き弁」「安全弁」「膨張タンク」が揃って「保守部材」の主な構成となります。


【不凍液は自分で補充できる機種もある】
密閉式の項目に当てはまらない又は図のように、自分で暖房液を補充できるタイプは半密閉式に分類されます。
不凍液の補充で燃焼中又は運転中にキャップを開けると熱湯の暖房水が噴出する恐れがあり危険です。必ずコンセントを抜いて冷えた状態で行ってください。
圧力が低下する

【圧力低下の主な原因】
圧力低下は不凍液の量と密接な関係があります。密閉式は半密閉方式と違い、不凍液が減ることは基本的にありませんので、次のような原因が考えられます。
1.膨張タンクの故障
これが一番多い。内部のゴムの劣化や充填されている窒素ガスなどが抜けると熱膨張を抑えられず、不凍液を吸収してしまい圧力が低下する。
この時点で10年が過ぎているなら内部の劣化を疑い、本体交換をするのが無難です。
※膨張タンクとは
ボイラーの背面や架台の底部、床下の配管経路に組込まれているため、普段あまり目立ちません。
交換のタイミングは不凍液又はボイラーの交換時が最適です。
サイズと価格はボイラーの能力やパネル枚数で決まります。

2.低品質の不凍液を使用している
品質が劣る不凍液は注入作業時に細かな炭酸のような気泡が発生する。これが回路内に拡散してしまう。時間の経過と共にこの小さな気泡が次第に集まり大きな空気層が回路内にできる。
それがどこかのタイミングで「エアー抜き弁」から抜けるとその分圧力が低下することになる。
3.どこかで液漏れしている。
パネルヒーターのバルブ付け根からの液漏れが多い。ただし、漏れた液が床下に落下する事が多いので気が付きにくい。 尚、漏れた後は乾燥して結晶になることが多い。
4.液不足エラーが表示される
圧力計がゼロではないのに、液不足エラーが表示される場合は、ボイラー頂部のエア溜まりが考えられる。
※エアー抜き弁
この場合エア抜き弁のキャップを反時計回しにすると空気が抜けてエラーが解除される場合がある。
注)圧力計がゼロになってしまうリスクがあるので、かかりつけの業者に連絡を取り指示に従ってください。
床暖房温水パネル

↑フロアー厚12ミリをくり抜いて施敷
当社で扱う床暖房パネルはゴムとチップ材で出来ており、蓄熱保温性に優れ衝撃に強い製品です。
温度制御はコントローラーで行い「室温」又は「温水の温度」それぞれ好みのコントローラーを選択できます。
窓の開口面積が広すぎて床に冷気が走る、又は吹き抜けで暖気が上に上がったまま降りてこない対策として、床パネルは床に熱を留めて輻射熱を放出してくれます。
データでは北海道で冬期間、床暖房の平均温度は38~40℃で体温より若干高い程度でも充分暖かい結果となっています。つまり少ない熱量で暖房効果が得られるので補助暖房としては採用率が高い。
既存のフローリングの床に埋込み設置が可能です。
ご相談ください。
温水ルームヒーター

温水ルームヒーターは暖房ボイラーから送られた温水を温風に変えて部屋を暖めます。
ストーブのように火を使わないので火災の心配もなく、軽く触れた程度ではやけどの心配はありません。
温風が下吹き出しで床面を這うので床から暖まり初めて、対流効果によりお部屋全体が暖まります。
温水熱交換換気ユニット組込型暖房機(第1種)

暖房の効きが悪く空気が動かない
気密性の高い住宅で、全館換気に暖房を付加したこのシステムは、天井裏に「換気ユニット」と「暖房ユニット」が隣合って埋め込まれダクトで繋がっている。この両方のユニットの働きにより各部屋に温風を送って同時に換気も行います。
維持管理は、こまめなフィルター清掃(1次側)が必須ですがこれを怠ると「ハウスダスト」が内部で目詰まりし、送風の効率が低下して家が寒くなったり結露が発生したりします。

プロの清掃とメンテナンス
1次側のフィルターを通過してしまったハウスダストの多くは、奥の熱交換フィンに付着して集積され閉塞してしまいます。この熱交換器を清掃するには本体の分解が必要になります。
プロの技術者が分解で外した各パーツごとにメンテナンスを兼ねた洗浄と清掃を行ないます。
料金など詳しくはお問い合わせ下さい。
エネルギー別温水暖房ボイラー
【価格表示について】
メーカーの価格上昇が続き、サイクルが早いため表示は控えております。

1台で暖房と給湯をカバーします。
暖給一体型電気ボイラーの取替で使用される場面が多くなってきました。
暖房側は15,000Kcalあるので、セントラルヒーティングの熱源としては高カロリー出力の機種に分類される。
上位機種は給湯側にオート機能が付いた機種もある。
温度設定は高温80℃で固定されます。そのため細かな温度設定は末端のサーモバルブ又は温調機器等で行う必要があります。

主なメーカーは長府製作所、ノーリツ、コロナがあります。
本体にリモコン付き又はリモコンオプションで価格を含めたバリエーションが異なります。
サークルタイマーを希望する場合は機種が変わります。※ノーリツ
気密と断熱性の良い家で、4LDK程度では7~9千K/calの能力があれば充分です。
使用から約10年で点検を促す[888]が表示されます。

主なメーカーは長府製作所、ノーリツ、コロナがあります。
エコフィール暖房ボイラーはエネルギーの92%を熱に変えます。これは従来型の「排気温度」が200℃に対してエコが60℃であることからもわかる。
これは無駄に排出されていた熱を回収し再利用する構造であり、中には年間の灯油消費量が約230ℓ程度節約できる機種もある。
燃焼中に発生するドレン水を処理するには中和器で無害にする必要があり、排出されたドレン水は排水管に正しく接続する必要があります。
本体の中で漏れた場合、酸性度が高いと金属の腐食の原因になるので注意が必要です。
エラー表示のE-920・E-930は中和器の寿命を指します。
中和器の交換作業は弊社で承っております。
使用から約10年で点検を促す[888]が表示されます。


※【お知らせ】ガス機器(エコジョーズ)のエラー対応故障修理は、現在お受けしておりません。
【利点】
潜熱回収と中和器処理の原理は石油のエコフィールと同じですが燃焼効率(熱変換)の比較ではガスが石油より数%優位です。
給湯と暖房が1台なのでコンパクトに設置できる。
【考慮事項】
給排水の処理には注意が必要である。冬場に中和器から出るドレン水は1日当たり約2ℓ以上の量になるが、床下の地面にホースが放り出されて放水されている事例が多くある。
【緊急時の備え】
大きな地震などで被害があると、復旧まで最悪数日ガス供給が止まることがあります。冬期間の災害に備えてエアコンやカセットストーブ等の補助暖房があると安心です。

【メリット】
国産と輸入品(現在も流通)も含めて数社から製造・販売されています。新規設置よりも既存使用での買替需要が多い。
壁掛けなのでクローゼットや階段下に設置できる。
内部の構造は比較的単純なので部品交換などは容易にできる。
【デメリット】
加熱がヒーター式なので電気代が高額になる。
(現在はどこの電力会社からも推奨されていない)
輸入品は温水の圧力ゲージ単位がbar(バール)だったりするので普段の管理や不凍液の加圧は注意が必要です。

ツインヒーターは特殊な暖房機器に分類されますがセントラルヒーティングの性能・スペックを有しています。
居間ではメインバーナーで暖をとり、サブバーナーで加熱した温水を内蔵のポンプで送り各部屋を暖める方式です。
現在新規で設置を希望される方は少なく、需要は多くありません。更にメンテナンスは高額で、分解整備と不凍液の交換を同時に行うと10万円を超えるのが相場で、総合的な評価はデメリットが先行します。
尚、弊社ではお取替は承りますが、清掃や修理などメンテナンスは行っておりません。
参考資料
- 灯油
- 52%
- 電気
- 27%
- 都市ガス
- 13%
- LPガス
- 8%
- 灯油
- 16%
- 電気
- 49%
- 都市ガス
- 26%
- LPガス
- 9%
セントラルヒーティングの修理
石油温水暖房ボイラー
不完全燃焼、不凍液漏れ他エラー表示に対応、本体の交換。※10年法定点検、中和器交換もお受けします。
ヒートポンプ温水ボイラー
不凍液又は冷媒ガス漏れ他エラー表示に対応、本体交換
電気温水暖房ボイラー
不凍液漏れ、膨張タンク・安全弁等の交換※修理不能は本体交換になります。
ガス給湯暖房ボイラー
本体内部のエラー対応修理はお受けしておりません。
液漏れ、不凍液交換はお受けしております。
パネルヒーター
不凍液漏れ・移設、増設・本体交換・サーモバルブ交換
床暖房システム
不凍液漏れ・制御弁の故障及びコントローラーの故障交換・パネル交換・増設
換気温水暖房システム
送風の不良・本体内部の分解清掃・コントローラー交換・本体交換(天井解体等営繕工事が必要です)
劣化消耗部材
システム異常による膨張タンク・安全弁・エアー抜弁等の交換。
不凍液の圧力低下
不凍液不足によるエラー表示に対応します。膨張タンク交換、液補充又は液交換になります。
苫小牧市西地区をカバーする即応サービス

当社は苫小牧市澄川町の会社です。
TEL 0144-67-2308
オレンジ枠内がエリアです。
即応サービスエリア内では出張費と見積料は掛かりません。
エリア圏外のお客様宅訪問には市内一律2,200円の出張費が掛かります。
※見積は無料です。
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分割はご来店ください
ご自宅で決済できるのは1回払いです


修理代金やボイラーの交換、各種メンテナンス等にご利用いただけます。
※1.リフォームの代金支払にはご利用できません。
※2.契約時に必ずカード支払とお知らせください。
※3.水彩工房苫小牧西店が伝票の店名になります。
分割払いをご希望ならご来店ください。
2回以上の分割払をご希望の場合は決済の端末が異なるためご来店をお願いしております。
端末は非接触タイプで店の関係者がお客様のカードに触れずに決済が完了するので安心です。
1回払いもご利用できます。



※2025年4月から暗証番号入力が必須条件になりました。

ご来店の際は社屋前又は東側の専用駐車場をご利用ください。
空きスペースに駐車いただけます。
【お知らせ】当駐車場内での事故、盗難、またはその他のトラブルにつきましては、一切責任を負いかねますのでご了承ください。
住宅設備でお困りの際はお気軽にご来店の上ご相談ください。
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☎ 0144-67-2308
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【営業時間】 8:00~17:00
【休日】日曜・隔週奇数土曜日・祝祭日他

