超速5分で納得!セントラルヒーティング

弊社ではお客様の暖房に関する知識と経験、理解に基づいた最適なプランをご提案しています。

当サイトがお客様の予備知識となりお役に立ったうえでご用命くださると幸いです。
事前に資料を請求されて確認いただくなど、ご不明な点があればお気軽にお問い合わせください。


パネルは一度設置すると長期に活躍
パネルヒーターの各部屋暖房

パネルヒーター又はパネルラジエーター自体は一度設置するとメンテナンスフリーであり、放熱の効率低下もほぼありません。
ただし不凍液又は循環ポンプの経年劣化で流量が低下する事があり、その場合は室温の上昇に影響が出たりします。
ユーティリティの暖房パネル

サーモバルブの数字には意味があります
セントラルヒーティングの温度管理

【サーモバルブで室温設定】
セントラルヒーティングによる室温設定はサーモバルブで行うのが一般的です。例えば、目盛りの5は「約20℃の室温を保つ」であり、1目盛り上下する毎に2℃変化すると覚えましょう。
←この小さな溝が空気の通り道で、部屋の温度を感知します。
サーモの感知部は、温度差で形状が変わる金属合板の特性(バイメタル効果)を利用し、バルブのピンを押し込み又は開放して温水の流量を調節します

※パンを焼く「ポップアップトースター」も同じ原理です。
ヘッド先端の溝にホコリが溜まったり、感知部分に窓のカーテンが被ると室温を上手く感知できませんので注意が必要です。尚、経年に渡る繰り返し操作の結果、バイメタルの効果が薄れ、誤作動の原因となるため10年程度で定期交換するのがお勧めです。

【ボイラーの温度】
ボイラー側の設定温度は、室温の安定に大きく影響します。一概に言えませんが、真冬のボイラー側温度は最低でも約50℃以上の温水で循環させるのがシステムの効率運用に適しています。

【体感温度と湿度の関係】
部屋の温度が高いのにあまり暖かい感じがしない時がある。
これは湿度(
しつど)が低い時によくある現象です。
こんな時は加湿器で湿度を50%前後に上げてみましょう。
暖かい空気は多くの水蒸気を取り込んでくれるので、体感温度を上げるのに有効で、寒さが改善された報告を多くいただきます。
更に加湿にはウイルスが遠くに拡散するのを防ぐ効果(失活)もあると言われているので環境衛生面でも有効な対策です。


加湿器を使うなら、湿度計は必ず設置しましょう!

寒いのはパネルの能力だけの問題ではありません
パネルヒーターの交換

【部屋が暖まらないので交換したい】
この依頼に関しては能力の不足だけではなく、障害物による対流障害やサーモバルブの故障、熱源であるボイラーの能力不足や配管の口径が細くて起こる流量不足等の原因も考えられます。
現地の調査でパネル交換なしで改善した事例が多くあります。

※1.パネルの直上にカウンタ―などの遮蔽物がある場合は、有効な開口面積のスリットを入れる必要があります。
※2.間取りが狭くベットなどが正面にきてしまう場合は、ベットの下に物を置かず、対流する風の通り道を確保してください。
【パネルの腐食による液漏れで交換】
パネルが腐食して液漏れした場合は不凍液の劣化や濃度不足、エアーの混入など様々な原因が考えられます。

問合せではパネルの交換のみで料金を知りたがる傾向があります。しかし上記の原因がある場合はその原因の除去から始まり、作業費がそれらとセットの料金になることを考慮して頂くことになります。


【不凍液の特性と用途】
不凍液は主に「プロピレングリコール」と「エチレングリコール」に分類されます。
プロピレンは毒性がないため優位な選択肢であり、家屋内の暖房循環に多く用いられています。
一方、エチレンは人体に有害であるため、比較的人との接触が少ない屋外の融雪及びロードヒーティングや自動車のクーラント等に使用されています。
一昔前の不凍液は文字通り凍結防止だけで特性を発揮していましたが、現在は防錆と金属防蝕性能が加わり、システムの保護には不可欠な存在になっています。
※ただし、流通する多くの不凍液の成分性能は均一ではありません。中には防錆・防蝕性が低かったり、空気が液内で微粒子状態となりエアー抜き弁から放出されないなど、システムに不向きな製品も販売されているのが実情です。

【定期交換の理由】
弊社の扱う不凍液は高性能であり性能を長期間維持できます。
しかし、ポンプやパネルヒーター、配管、膨張タンクから出る微細な金属屑やゴム片等が循環するシステムの内部に少なからず影響を与えます。
これは例えるなら車のエンジンオイルを定期交換する状況に似ています。
弊社ではシステム全体の劣化を防ぐ目的で交換時期を4~5シーズンでお勧めしています。

【作業の流れ】
交換作業は回路の不凍液を一度真水に置換し、洗浄後に新しい不凍液を注入します。
尚、作業時間は2~3時間程度で、最後に全室パネルヒーターのエアー抜き作業が必要です。
不凍液の濃度は濃くても薄くてもシステムに影響を与えるため、適正な濃度を計測しています。
               
【追加費用】
まれに、不凍液を注入するために必要な「サービスバルブ」や、密閉式であっても「圧力計」が設置されていなかったりするお宅があります。この場合は追加見積りを致します。

【全部屋に入室】
不凍液の注入作業はシステム内のエアーを抜いて完了となるため、各部屋に入室し設置されているパネルヒーターのエアー抜き作業を行います。この際、家人の立ち合いが必須となりますのでご協力をお願いします。
 側面に家具等があると作業が困難なため30cm程度離してください。
※パネルヒーターエア抜きの部位
【初めて依頼される方へ】
「不凍液交換の料金を知りたい」とのお問合せを多数頂きますが、即答するには無理があります。
これはパネル型式と台数、ボイラー機種、循環方式で注入量と作業時間が大きく変わるためです。
基本は現地調査が必要ですが、お宅に伺わずに見積ることも可能です。
その場合は画像等を持参のうえご来店いただくか、メールに必要箇所の画像を添付していただく必要があります。詳しくはお問い合わせください。


セントラルヒーティングの温水循環は主に2つの方式に分類されます。

半密閉方式

図のように、自分で暖房液を補充できるタイプは半密閉式に分類されます。
図は一例です。メーカーにより形状、様式が変わる場合があります。
燃焼及び運転中にキャップを開けると熱湯が噴出す恐れがあり大変危険です。
コンセントを抜いて冷えた状態で行ってください。

メリット
デメリット
  • 低圧なので膨張タンク等の保守部材が必要なく、密閉方式よりも低い予算で施工できます。
  • 暖房液の残量を目視で確認できる機種が多い。
  • 暖房液が減ると自分で補充できタイプもあります。
  • 不凍液が大気に触れるためエアーが混入しやすく、酸化等に伴う劣化が早く鉄製のパネルヒーターには利用できません。
  • 高温にすると蒸発が早く、頻繁に不凍液の継ぎ足しが必要になってくる。


密閉方式

密閉式はキャップの注入口が加工され、配管が立ち上がっており、加圧状態を示す「圧力計」
「エアー抜き弁」「安全弁」が設置され自分で不凍液を補充又は交換することはできません。
※圧力計の単位はK/pa(キロパスカル)が一般的ですが、輸入している電気ボイラーでは
BAR(バール)が目盛り単位に使われている場合があります。

メリット
デメリット
  • 輻射熱で暖かく熱効率の高い鉄製パネルが使用できる。
  • 密閉式は基本、不凍液が減らないのでトラブル以外に不凍液を補充する必要がない。
  • 液漏れのリスクが軽減される「キャンドポンプ」が使用できて小型化できる。
  • 封入圧力が高いので膨張タンクや安全弁等の保守部材が必要であり、これらは消耗品なので定期交換も必要になる。
  • 使用者が自分で不凍液を注入することはできない。

密閉式には「膨張タンク」と呼ばれる部品が必要です。このタンクはボイラーの背面や床下の配管経路に組込まれているためあまり目立ちません。
普段、目にしたことが無いと言う方が大半です。
このタンクは内部のゴム(ダイヤフラム)が消耗、劣化するので定期交換が必要です。およそ10年で交換が必要です。
性能が低下した不凍液も劣化の要因です。
※膨張タンクはパネル枚数などシステムの規模で選定されます。価格は2~4万円(税、不凍液補充、工賃別)

消耗品で定期交換が必要です

吹き抜けの床面におすすめ!
蓄熱性能に優れているので吹抜けに有効です。

温水床暖房パネルはゆっくりと部屋の底部を暖めて輻射熱を放出します。温度制御はコントローラーで行い「室温」「温水温度」それぞれで設定可能です。
窓の開口面積が広すぎて冷気が入る、又は吹き抜けで暖気が上に上がったまま降りてこない対策として、床パネルは床に熱を留めて輻射熱を放出してくれます。

既存の床にも設置が出来ます。ご相談ください。
※吹き抜けで「天井扇」を設置しても効果はあまりありません。更には大型のパネルヒーター等を吹き抜けの直下に設置すると余計に暖気が上昇する結果になるのでご注意ください。

フィルターはこまめに掃除!
温風で部屋を暖めます

温水ルームヒーターは暖房ボイラーから送られた温水を温風に変えて部屋を暖めます。ストーブのように火を使わないので安全です。更に温風が床面を這うので対流効果により部屋全体が直ぐに暖まります。
ただしこの送風機は放出する熱量が大きいので2台以上設置する場合は、高カロリーボイラーを選定しなければ熱源側の加熱が追いつかず、冷風になって停止してしまう事があります。
本体を隠して戸袋に納める場合は、前面の格子に工夫が必要です。

暖房専用ボイラー(石油)
特徴・性能
  • (以下参考機種例)
  • NORITZ.OH-G905FF-RC BL
  • 本体W:450 H:550 D:240mm
  • 8,000kcal/~20,000kcal/
  • (価格帯)※メーカー希望価格
  • 31万円~39万円(税別)
  • リモコン及び排気筒セットは別売りになります。
  • サイズがコンパクトなので脱衣室などユーティリティの隅に設置できます。
  • 標準は半密閉仕様ですがプラグセットで密閉式に変更できます。
  • サークルタイマーを希望する場合は機種が変わります。
  • 貯湯式ではないので温風暖房機を複数台設置する場合は能力が追いつかない場合があり注意が必要です。
  • 気密性の良い標準世帯住宅では8~9千K/calの能力があれば十分です。
最新設計の家
暖房付き給湯機(石油)
特徴・性能
  • NORITZ.OHQ-4701FF-RC BL
  • 本体:W:260.H1240.D:520mm
  • 価格は給湯専用48万円(税別)~フルオート機能付き58万円(税別)
  • 2缶式又は2回路式と呼ぶことがある。上位機種は給湯にオート機能が付いた機種もあります。
  • 【メリット】:1台で暖房と給湯をカバーします。2台分のスペースが確保できない狭いユーティリティ等に有効です。
  • 【デメリット】:暖房側の温度設定は(高温・低温)2段階固定のため、細かな温度設定は末端のサーモバルブ又は温調機器等で行う必要があります。
エコフィール暖房(石油)
特徴・性能
  • NORITZ.OH-CGタイプ
  • 本体寸法W:540 H:760 D:287mm
  • 価格は12000kcalで31万円(排気筒、税別)
  • リモコンは別途必要
  • エコフィール暖房ボイラーはエネルギーの92%を熱に変えます。これは普及型の排気温度が200℃に対してエコフィールの排気温度が60℃であることから分かるように、無駄に排出されていた熱を回収し再利用する構造です。これにより年間の灯油消費量が約160ℓ以上節約できる計算になります。
  • 燃焼過程で出るドレン水は中和器で無害にする必要があり、この中和器は定期的に交換する必要があります。
  • エラー920.930が出た場合は中和器の交換を指しています。交換作業は弊社で承っております。
ツインヒーター石油ストーブ
特徴・性能
  • ツインヒーターは特殊な暖房機器に分類されますがセントラルヒーティングの性能・スペックを有しています。
  • 居間ではストーブ側メインバーナーで暖をとり、サブバーナーで加熱した温水を内蔵のポンプで送り各部屋を暖める方式です。
    価格例 SUNPOTカベックツイン
    \432,300(税抜¥393,000)
カベックツインの構造
  • 30年位前の新築着工ブームで北海道のハウスメーカーやビルダーがローコスト住宅でもセントラルヒーティングが使えるとの触れ込みで普及しました。
    当時は各部屋にパネルヒーターを設置しても居間だけは石油ストーブが欲しいと言うオーナーが以外に多かったのです。「セミセントラル」と言う呼び方もされています。
    ただしストーブの裏側は配管スペースとなるため、横面から見ると配管や計器がむき出しになる場合が多く美観が損なわれます。
    現在新規で設置を希望される方は少なく、需要は多くありません。更にメンテナンスは高額で、分解整備と不凍液の交換を同時に行うと10万円を超えるのが相場で、総合的な評価はデメリットが先行します。
    ※弊社ではお取替えなどの販売取付のみで、メンテナンスは行っておりません。
エコジョーズ暖給(ガス)
特徴・性能
  • リンナイRUFH-EM2406AFF
  • 本体W:480 H:800 D:250mm
  • 価格は暖房12000kcalで約56万円~(排気筒、税別)
  • 据置台密閉配管キット
    14万円(税別)

エコジョーズは機器の設置工事及び不凍液の交換を承ります。(※2024年~)
機器内部の故障、並びにエラー停止の修理はお受けできませんのでご了承ください。

  • 給湯と暖房が1台なのでコンパクトである。
  • 冬場に中和器から出るドレン水は1日当たり約2ℓ以上の量になるため、排水処理には注意が必要。
    ※排出されるドレン水を排水管に接続するは市の排水指定業者が施工すること定められている。(ph7程度)
  • 潜熱回収と中和器処理の原理は石油のエコフィールと同じですが、燃焼効率(熱変換)に関してはガスが石油より数%優位です。
  • 都市ガス会社は大きな地震後に供給管の損傷等があると判断された地区全体のガス供給を遮断します。(自動の場合もあり)
    復旧するにはその地区の全戸安全が確認できるまで供給の再開はありません。このため冬期の災害時には補助暖房の備えが必要です。
ヒーター式温水暖房機(電気)
特徴・性能
  • 長府 EWF-9950 A1
    W:600 H670 D160mm
  • 定価407,000(税別)
  • リモコンは別途必要
  • 国産と輸入品(現在も流通)も含めて数社から製造・販売されています。新規設置よりも既存使用での買替需要が多い。
  • 壁掛けなのでクローゼットや階段下に設置できる。
  • 内部の構造は比較的単純なので部品交換などは容易にできる。
  • 加熱がヒーター式なので電気代が高額になる。(電力会社から推奨されていない)
  • 輸入品は温水の圧力ゲージ単位がbar(バール)だったりするので不凍液の加圧は注意が必要です。

 三菱電機では同社製のヒートポンプ式暖房機器「エコヌクール」の製造販売を令和6年度をもって終了するとの発表がありました。2024.11月 

ヒートポンプ温水暖房(電気)
特徴・性能
  • 最終発注締切日:令和7年3月31日
  • 三菱電機エコヌクール
  • 室内機 VEH-406HCD-M
    284,900円(税別定価)
    H430×W370×D230mm
  • 室外機 VEH-406HPD
    253,000円(税別定価
    H550×W800×D285mm
  • 左記締切日はメーカーの告知です。
  • 弊社では販売と施工を既に停止しております。        令和6年11月26日
エアコンと併用しましょう!
ヒートポンプ式温水暖房機の弱点

ヒートポンプ式の温水暖房の短所は外気温がマイナス10℃近くになると大幅に温度上昇能力が低下することです。(特に室外機がシングルの場合)これは能力が追いつかず、設定の温度に到達できないので延々と運転を続けるため、最悪の場合は部屋が暖まらずに高額な電気代が発生することもあります。
同じヒートポンプでも「寒冷地エアコン」の場合はこのような状況になりにくく、ランニングコストも安いので寒さとコストを我慢できない方には「併用」を強くお勧めしています。

※この事例は弊社が独自に戸建て住宅で実験した結果を基にしています。

集中換気暖房システム
特徴・性能
  • このシステムは天井裏に暖房ユニットと換気ユニットが一緒に埋め込まれています。
    この両方のユニットの働きにより各部屋に温風を送って同時に換気も行います。

  • 維持管理の基本はこまめなフィルター清掃(1次側)が必須ですがこれを怠ると「ハウスダスト」が内部で目詰まりし、送風の効率が低下して家が寒くなったり結露が発生したりします。
    1次側を通過してしまった埃や塵は2次側のフィルターに集積されます。ただしこの2次側を清掃するには本体の分解が必要で、プロの技術者がメンテナンスを兼ねた清掃を行います。
  • 【プロの清掃メンテナンスとは】
    お客様が普段掃除する1次側フイルターより更に奥にある2次側フィルターを本体の分解後に取り出し、目詰まりの原因である微細なハウスダストを清掃します。熟練の作業員が分解した機器の経路等もきれいに清掃し回転の負荷を軽減するので作業後は換気及び暖房の効率が確実に上がります。
    作業時間と料金は機種により異なります。
    お問合せください。
換気暖房ユニット

近年、苫小牧市近郊も降雪量が増えています。
それにつれて自宅周りの降雪に対して、雪を捨てるスペースがなく困ったと言う話を良く聞きます。
このような状況を手助けする手段が「融雪」になります。
ただし苫小牧は路盤の温度が低く、日当たりが悪く風の通り道になっているような融雪に不向きな土地もあります。
このため綿密な現地の事前調査が必要です。
現地調査では地盤、水はけ、方位及び日照量等の調査を経て、パイピング系統設計、融雪機器の選定を行います。積算はCADでミリ単位の配置及び部材総量を算出し誤差を最小限に抑えています。
熱源は灯油又は電気(ヒートポンプ)から選べます。
詳細はお問い合わせください。

  

夜中でも運転しています。

「暖房ボイラー」は1年の内で寒い間しか使用しませんが、その期間の運転時間は「給湯ボイラー」の数十倍になります。
真冬は夜間でも1日中家を暖め続けていることからしてもわかりますね!
燃焼効率の低下は運転時間に比例します。
壊れないで運転を続けていても年々燃焼の効率が低下して行き無駄な燃料を消費することになります。
メーカーの設計耐用年数も各社10年になっていますので、早目の取替を考えましょう。


石油・ガス給湯器やボイラーは購入から10年を経過すると点検を促すサインや通知が届きます。

法定点検を受ける
法定点検を受けない
  • 弊社でも10年超えの機器点検及びエコフィールの中和器交換を行っておりますのでお問合せくだ。
  • 点検は有料です。点検の結果部品交換が必要であれば先に金額をお知らせします。※部品供給が終わっている場合は本体交換をお勧めします。
  • これは「努力義務」となっており、点検を受けなくても罰則はありません。
  • ただし、「長期使用製品に関する法律」により10年でメーカーの賠償責任が時効になります。
  • このため10年が過ぎると自己責任で機器を管理する必要があります。
使っていても良いでしょうか?
Q.ボイラーに不凍液不足のエラーが出ました

暖房ボイラーですが液晶表示に「430」の数字が出ました。取扱説明書を読むと「暖房水不足」とあります。
修理かメンテナンスをお願いできますか?

A.どうして減ったのか調べます

暖房水(不凍液)が減る原因は密閉、半密閉で異なります。
密閉式は基本的に不凍液が減ることはありませんので、減る場合は膨張タンクの故障か隠れた部分の液漏れが考えられます。
半密閉式は自然蒸発が最も大きな要因ですが、配管接続部等からの漏れも考えられます。
まずお宅のシステムが上記のどちらか調べてから適切な修理とメンテナンスを実施します。
尚、この種のエラーは危険ではなく、修理するまで使っていても問題ありません。

膨張タンクは目立たない所にあります。

最近は電気代が高くて。
Q.セントラルの電気ボイラーを灯油かガスにしたい!

現在電気の暖房ボイラーを使っています。でも冬場の電気代が高くて灯油のファンヒーターを焚いています。どうせ灯油を使うならボイラーを灯油に取り替えたらと考えています。

ガスでも灯油でもOKです!
A.どんな熱源のボイラーでも対応します

高額になった電気代ですが、1月の電気代が10万円になったというお宅もあります。ガスも灯油も値上がりに対しては例外ではありませんが電気程高額にはなりません。
弊社ではどちらのボイラーでもお取替が出来ますのでお問合せ下さい。
又、同じ電気でも寒冷地エアコンは別格であり、かなり電気代は節約できます。
これ等を総合的に判断してご提案できます。


ヒートポンプの2缶式です。
Q.日立の暖給ボイラーと同等品の交換は可能ですか?

15年を超える日立暖給ボイラーですが、屋外に室外機がありヒートポンプ式と聞いています。同じような電気ボイラーと交換は可能ですか!

電気の暖房機器は今後どうなる?
A.現在1缶2水路式の電気ボイラーはありません!

当時は画期的だと言われたヒートポンプ暖給2缶式電気ボイラーですが、現在は「日立」自体がこの分野から引き上げており、他メーカーでも同じ仕様はありません。
取替えるのであればそれぞれ単品で、給湯はエコキュート、暖房はエコヌクール(三菱)であればヒートポンプ式で揃います。ただしエコヌクールは40℃の温水で床暖房を推奨しているため、パネルヒーターになるとパワー不足が目立ちます。このため寒冷地エアコンとの併用をお勧めします。


電気の蓄熱暖房です
電気代が高くて困っています

現在、家の暖房は「蓄熱暖房」で、家は広めです。
数年前から冬の電気代が10万円を超える月があり、寒冷地用エアコンに入替を検討しています。
暖房をエアコンに替えて本当に部屋が暖かくなるでしょうか?

寒さの原因は?
家の断熱性能も考えましょう

そもそも寒むくて「蓄熱暖房」を採用したと言うお宅では、エアコン単独の暖房に切換えるには慎重な検討が必要です。
エアコンの設置では家の間取りや構造、家族構成など色々な要素を基に設計します。
それにより台数が増えたり、能力アップを検討します。
間接的ですが、窓の断熱改修を済ませてから、既存の暖房と併用して利用する方法も考えてみてはどうでしょうか。

5年・7年・10年から選べます(例ノーリツOH暖房ボイラー)
製品保証+延長・合計5年プラン(BL含む)
8,140円
製品保証+延長・合計7年プラン(BL含む)
12,540円
製品保証+延長・合計10年プラン(BL含む)
37,840円
【重要】10年プランは満了時に点検案内をして希望者に無料点検を実施します。
  • 延長保証の詳細はこちらから!

三菱電機、ズバ暖霧ヶ峰の画像
三菱電機 ズバ暖霧ヶ峰
maid in japan

三菱電機のエアコン霧ヶ峰は全て日本製です。静岡の工場で製造され、出荷される全製品が厳しい検査を受けています。

日本製です!
北海道のエアコン普及率は急速に伸びています。
2010年
普及率20%
2020年
普及率40%
2030年・予測
70~80%
上のグラフは各方面のデータを解析して平均を表しています。
エアコン室内機

電気代を調べてみました!
最新型寒冷地エアコンの電気代はどのくらい?
おおよそリビングと食堂を併せた広さ14畳の空間を1日中暖めても僅か200円で済みます。
1ヵ月で約6,000円の電気代です!
※10年前から見て17%以上節約になっています。買替も検討しましょう!


【気になる暖房能力】
【設定温度に到達する時間】
  • 最新の寒冷地エアコンは外気温が-15℃まで下がっても60℃送風の通常運転ができます。更に-20℃でも55℃の送風を可能にしています。電力消費量も10年前の機種と比較して約18%程度の省エネになっていて、200円の電気代で約14畳の空間を1日中適温に保つことができます。
  • 帰宅や起床で部屋を急速に暖めたい場合はどの位の時間で部屋が温まるのか?
    データによると5℃の室温
    からエアコンの設定温度を30℃にして運転すると、約15分で室温が20℃に達しました。
    ※参考資料:三菱電機ズバ暖霧ヶ峰(200V.4KWクラス)
セントラルと併用して使用すると燃費と快適性が向上します。

【エアコンを補助暖房にする増設が急増中】
最近電気・石油・ガス料金が高騰して既設の設備を見直すお宅が増えています。
この場合いきなり全面改修ではなく既設のセントラルヒーティングと寒冷地エアコンを併せてご使用されるお宅が増えています。

セントラルヒーティングと併せて使う!

【エアコンの工事費は意外に掛かります】
購入を検討する際に出された見積りでよくつまずくのが電源工事です。新規のエアコン設置には必ず専用のブレーカーを設けて室外機までの配線が必要です。(100・200V共通) このため見積書には「電源配線工事費」が追記されます。他に既存の電気設備が古かったり室外機までの距離が長かったり、更には落雪の危険があると屋根付き架台にする必要が出てきたりすると簡単に数万円アップしてしまいます。
機器の価格ばかりに目が行って、施工費を予算に入れないと失敗するので注意しましょう。
エアコンの電源工事
【100vと200vどっちがお得?】
かかる電気代は基本的に同じですが、100Vより200Vは倍のパワーがあります。
このため部屋を暖める(冷やす)力が強く、設定温度に早く到達して安定維持できます。


壊れないから儲けた!実は大損の始まりです!
備えあれば・・・

住宅の設備機器は、私たちの生活を快適にしてくれる大切なパートナーです。しかし、長年使い続けると、どうしても劣化が進み、思わぬ故障やトラブルを引き起こす可能性があります。
特に北海道の暖房設備・セントラルヒーティングで厳冬期の故障は体調の不良を引き起こし、時には命に関わるような重要な生活環境を維持しているシステムです。
設備機器のメンテナンスは、住宅の寿命を延ばし、快適な生活を送るための重要な投資であると考えましょう。

壊れるまで使い続けると
定期的なメンテナンスを実施
  • システム全体の劣化: 一つの機器の故障が原因で、他の機器にも影響が及んだり、システム全体が機能しなくなる可能性があります。
  • 突然のトラブル: 日常生活に大きな支障をきたし、急遽、業者を手配する必要が生じる場合があり、その際緊急対応の料金が加算されることが多くあります。
  • 復旧まで寒さを凌ぐ:修理が可能な場合でも、部品の取り寄せや業者との日程調整などで数日間寒さを我慢しなければならない事例が多くあります。家全体が冷え込むことで水道凍結などの二次的な被害を被る恐れもあります。
  • 早期発見・早期修理: 小さな不具合を早期に発見し、修理やメンテナンスをすることで、大きな故障を防ぐことができます。
  • 機器の寿命延長: 定期的な点検・清掃により、機器の寿命も延ばすことができます。
  • 快適な生活環境の維持: 部屋の温度など、快適な住環境を保ち、安心して生活を送ることができます。
  • 大きな改修工事の防止: 部分的な修理を小まめに行うことで、一度で大きな規模になる改修工事のリスクを抑えることができます。
  • 費用対効果:少ない費用でシステムの維持管理を続けていると、比較的大きな費用の熱源交換であっても本体交換のみで済ますことができます。